こちらに最新の施工実例が記載されています。
木の家・ひのきについて
木の家って、どうなの?
木の家、鉄骨の家、コンクリートの家、どの家にも優れた点、いまいちな点といろいろな特徴があります。長くお住まいになる家だからこそ、それぞれの個性・ライフスタイルにあわせて、好みの家を探し求めるのが一番だと思います。
このページでは、見ていただいた方にホンの少しでも「木で作る家を少しでも見直していただければ」と思いからいろいろな木についてのお話をします。見て頂いた全ての方のお役に立てば幸いです。感謝いたします。
自然の木の特徴
木材は鉄骨やコンクリートに比べて強度は劣りますが、檜乃アットホームでは木材の中でも強度が高い吉野檜を使用し、構造計算に基づいた設計をすることにより、長期優良住宅の最高基準である耐震等級3以上の性能を実現※しています。
木材の中には空隙(くうげき)という細かい隙間が空いているため体積の半分以上は空気です。その空気が熱を遮断する働きをして断熱性が高くなります。そして、湿度の高い時には湿気を吸収したり、逆に湿度の低い時には放出するというような、いわゆる呼吸をするのです。
檜乃アットホームでは、保護が必要なところは自然素材である蜜ロウのワックスを使ったり、自然の羊毛を使った断熱材や調湿性能のある防水シートを使うなど、木が呼吸をしやすいような施工をしています。詳しくは仕様内容のページをご参照ください。
季節によって温度や湿度が大幅に変化する、四季のある日本の風土にあって、木造建築の文化が連綿と育まれてきた経緯があります。
世界で最古の木造建築である法隆寺は、幾度の大震災を耐え抜き、千三百年余の歴史を誇っているのです。
※長期優良住宅申請のご要望をいただいた住宅で、耐震等級3の基準での構造計算をしております。詳しくは檜乃アットホームの長期優良住宅ページをご参照ください。
自然の木材と健康の関係
自然の木材は、人の生理面や心理面に良い影響を与えます。
アレルギーなどの病気の原因となるカビ類、ダニ類は、適当な湿度、温度の時に繁殖します。このため、室内を衛生的に保つには、カビやダニにとっての好む湿度、温度環境を作らないことが重要です。
自然の木材には、調湿性がある上、細菌類の繁殖を制御する成分が特に桧に多く含まれています。
また木材を多く使用した空間は、情緒を安定させる事も明らかになっています。これは、木材には森林浴効果の主成分といわれている「フィットンチッド」という成分が、自然の木材そのものにあるからです。
ヒノキの香りの効果や作用
◆ヒノキの香り有効 農水省森林総研(日本農業新聞 1998年12月21日掲載
ダニの繁殖防止に・・・
リラックス効果も大
ヒノキやヒバの香り(フィトンチッド)が、アレルギーの原因であるダニの繁殖を防ぐことを、二十日までに農水省森林総合研究所が明らかにした。カーペットの掃除をする時に、このくずを振りまくだけでダニの行動が抑制され、木の香りが残っている間は防除効果があるという。また、この香りは人間をリラックスさせることも突き止めた。ダニ(ヒョウダニ、ホコリダニなど)は、人間のふけやあか、かびをえさにしてはびこる。一ヶ月で百倍に増えます。
同研究所生物活性物質研究室の宮崎良文室長によると、ヒバやヒノキののこくずのなかでヒョウダニを飼育すると、一日で死ぬ。
こののこくずから抽出した精油を1%混ぜた液体を振りまくだけで、六日後に動いているダニはなかった。宮崎室長は「行動していないダニは、繁殖もしないから防ダニの効果があった」とみている。
家庭ではカーペットに掃除機をかける前に、のこくずを振りまき、このあと掃除機をかける。そうすると、木くずの香りが残っている限り、ダニの発生は抑えられるという。
さらに、この物質は、人間の気持ちを安らかにさせる効果もある。これは森林浴などでよくいわれるが、香りをかいだ人はリラックス効果があり、このにおいが嫌いな人でもリラックス効果があった。医学博士である宮崎室長は「カーペットや畳に木材の香り物質を使うことでダニの防除と快適感の向上が可能」とのこくず利用を勧めている。なお、杉はヒバやヒノキに比べ力は弱いが効果はある。
◆ヒノキの防かび効果 社団法人 日本食品衛生教会調べ
試供品 | 菌の発育の有無 | 発生率 |
---|---|---|
ヒノキ抗菌液 | 0本/10本中 | 0% |
対照(減菌水のみ) | 2本/2本中 | 100% |
◆ヒノキの抗菌性 北里大学医療衛生学部臨床微生物学研究室調べ
◆ヒノキの防ダニ効果 日本環境衛生センター調べ
◆ねずみの実験結果
材木の流通について
奈良県吉野より直接届きます!
私共は、流通のショートカットをする事で、高品質な吉野檜をお客様にご提供しています。
吉野檜は、優れている!
世界最古の木造建築として、千三百年を生きぬいて、なお丈夫に建っている法隆寺の用材が桧
ヒノキ材は、湿度の高い日本の気候風土にもっとも合っており、耐久性があるので、昔から、社寺建築に使われてきました。あの世界文化遺産として、千三百年もの歴史を誇る法隆寺は、ほとんどヒノキが使われています。昔の日本人は、大陸の建築技術が渡来する前から、ヒノキのよさ、強さ、使いやすさを知っていたようです。粘り強い桧を選んで建物に使ったのは、天変地異の経験から教えられたのかも知れません。法隆寺の用材はどこで伐りどう運んできて使ったかは、明らかでは、ありませんが、強いて材質の似た産地であてはまるのがいまの吉野ということになります。であるということは、ヒノキが他のどんな材よりもすぐれているということ、また、その用材としての桧の材質が現在の吉野檜に似ているということは、我々吉野檜を扱う者として、誇りと、ユーザーに対しての絶対的自信となります。
一般的には、芯材の赤み部分に較べて、辺材の白太部分の方が密になっているので、芯持ちの角材においては、断面積に辺材の占める割合が高いほど強度は増します。しかし辺材の白太部分は油精分が少ないので、芯材の赤み部分より比較的に劣化しやすいのです。
「白太部分の多い角材と、赤み部分の角材とでは、どちらが良いのか?」と、いう問題になります。比較した数値的な実験データのような物はありませんが、経験上、強度的には違いは、ないと思われます。 劣化速度の比較も、実験データはありませんが、社寺等の古い建物を見れば歴然として赤み材の方が、はるかに強い事が解ります。初めに赤み材の強度的な数値が少し低くても、時間が経って、劣化速度の遅さで、白太部分の多い材より長持ちするのですから、やはり赤みの多い材ほど品質は優れているといえるでしょう。
そして、ひのきは、時間経過と共に強度が強くなってくる特性を持っています。
(100年後には、ケヤキの強度を上まるデータも有ります) 20年・30年・40年・・・・と長く住むお家には、吉野桧が最適な材料だと考えます。
こちらに最新の施工実例が記載されています。